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レーザー治療


適応疾患

●網膜裂孔
●網膜格子状変性
●網膜剥離裂孔
 いずれも網膜が剥がれてこないようにするために行う処置です。網膜に孔のあいた部位や、薄く弱い部位の周辺にレーザーを照射することで、火傷させ修復過程で網膜をくっつけてあげるような処置です。

糖尿病網膜症
●虚血性網膜症(網膜静脈閉塞症含む)
 それぞれの項でご説明しましたが、どちらの病態も虚血性変化を伴う疾患であり新生血管が悪影響を及ぼします。この新生血管の発生予防目的に正常な網膜全体にレーザーを照射します。これを汎網膜光凝固術と言い、一つの目に対して3回から4回に分けて黄斑を除いた網膜全体にレーザーを照射します。正常な部位にレーザーを照射し火傷させるわけですから、見えやすくするための治療ではなく、少しでも黄斑に血流を残し、視機能を温存するための守りの治療です。この治療をやらないにこしたことはないのですが、その選択肢はなくなっていることがほとんどです。

●閉塞隅角緑内障
●急性緑内障発作
 狭くなった房水の通り道を改善させるため、レーザー虹彩切開術が必要になります。詳しくは、緑内障のレーザー治療の項をご参照ください。

●後発白内障
 白内障の術後に、再度濁りが発生することがあります。その際に、レーザー治療が必要になります。白内障→Q&A→Q7参照

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