HOME > 診療案内 > 抗VEGF薬硝子体注射






抗VEGF薬硝子体注射




 これまで、糖尿病網膜症や加齢黄斑変性症、網膜静脈閉塞症の項でもご説明させて頂きましたが、抗VEGF薬というお薬を注射する方法です。VEGFとは、血管内皮細胞増殖因子の頭文字であり、脈管形成(血管がないところに新たに血管を作る)および血管新生(既存の血管から枝分かれして新たに血管を作る)に関与する物質です。このVEGFが種々の病態を悪化させています。このVEGFの働きを阻害させるのが抗VEGF薬です。主な作用として新生血管を退縮させる作用とむくみをひかせる作用があり、これを目的に用います。

適応疾患
●加齢黄斑変性
●網膜静脈閉塞症
●糖尿病網膜症
●強度近視による網脈絡膜症

抗VEGF薬の一つであるルセンティス(ノバルティス社)のホームページにわかりやすい説明がありましたので、ここでリンクさせて頂きます。
http://www.lucentis.jp/p_patient/index.html(別ウィンドウで開きます)
ここからサイトに入って頂きますと上記の4つの疾患に対する説明をそれぞれご覧頂けます。この治療法は、当院で受けて頂くことが可能です。

▲ ページトップへ